8代目箱

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開設:2020年8月12日
最終更新:2026年3月15日

箱について

2001年4月26日に発売された「EH500金太郎」から、7代目箱に代わる新たな箱が登場しました。結果的に非常に短命に終わってしまった箱、8代目箱です。通常品としては初めてモデルの実車写真が導入されています。(限定品では1997年10月14日発売の「特別限定復刻版 ちんちんでんしゃ」が初)
箱デザインははその車両をモチーフとしており、それぞれの個性が出されています。「金太郎」「桃太郎」および「ひかりレールスター」は実車のロゴが使われており、これは9代目箱に移行後も一部製品で引き続き採用されています。2001年6月7日発売の「EF210桃太郎」までは箱前面に7代目箱末期品と同様の対象年齢表示がありますが、同年11月1日発売の「EF15電気機関車」「プラキッズC12蒸気機関車」からは箱背面に移動し、9代目箱以降でも使われている「しゃりょういり」「たいしょうねんれい」などのCONTENTSアイコンが新たに追加されています。
箱全体に及ぶ車両モチーフデザインとしたのは4車種に留まり、「プラキッズC12蒸気機関車」からは当時の情景部品やセット品と共通となる黄色地〜白色地のグラデーション+車両モチーフデザインに変更され、プラレールロゴも赤色で統一されました。
2002年4月から翌年1月にかけて展開された「季節の臨時列車シリーズ」は8代目箱のフォーマットを維持しつつ、春夏秋冬と各車両をイメージしたさわやかなデザインとなっています。
この世代ではプラレールのキャッチコピーを決めかねていた様子で、2001年11月1日発売の「EF15電気機関車」ではどんどんつながるみんなのプラレールと記載されているのに対し、7日後の11月8日に発売された「白いかもめ」はますますつながるみんなの・・・と文言が変わり、2002年4月25日発売の「153系急行列車」では7代目箱時代から続くどんどんひろがるぼくらのプラレールに回帰しています。その後、2002年12月23日に発売から間もない「白いかもめ」がリニューアルされ、S品番・9代目箱初製品となる「S-18 JR九州白い「かもめ」」として再デビュー。新たなキャッチコピーとしてみんなの夢をつなぐ未来へひろがる青いレールが登場しました。最終的にはこのキャッチコピーが本採用となり、2002年10月24日発売の「711系近郊電車」から8代目箱にも反映されています。ただしこの新キャッチコピーが一気に広まったというとそうでもなく、プラレール博等の限定品では引き続きどんどんひろがるぼくらのプラレールを使っていたものもあり、製品によっては2010年代に箱が更新されるまでそのままというものもありました。

車両について

8代目箱世代の車両は、2020年代の現在まで続く、造型はもちろん塗装面でも「リアル志向」を目指して製品化された始祖に当たります。7代目箱までは造型第一で塗装は二の次といった様子でしたが、8代目箱からはタンポ印刷によるロゴや帯の表現の強化、シールによる細部ディテールアップも行われ、今までの製品とは見違えるような出来栄えとなりました。既に7代目箱時代の一部製品で採用されていたグレー車輪も本格採用。7代目箱から9代目箱に直接更新された一部製品や、カラフルだったり地味な色の車体を引き立たせるためにあえて黄色・赤色車輪を採用している車両(この世代ではEF15・C12・季節の臨時列車が該当)を除き、以後の新製品ではグレー車輪に統一されていくことになります。
車両ラインナップは、貨物列車・客車列車・蒸気機関車・特急電車・新幹線・通勤近郊電車と各種取り揃えており、少ないながらもバリエーションは豊かです。短期間で9代目箱に移行したため、この世代での車両の仕様変更は「EF210桃太郎」のシキの荷受梁の色が変圧器に合わせた白から台車に合わせた青に変わった程度となります。
2001年12月に「JR九州白い「かもめ」」が、2002年1月に「プラキッズC12蒸気機関車」がそれぞれS品番化・9代目箱化されたのを皮切りに製品のリニュアールが始まり、2002年春頃に9代目箱の完全新製品「S-28 ライト付D51 200号機蒸気機関車」が登場、7月18日に新幹線一斉リニューアルが行われS-01〜12が出揃ったことにより、8代目箱で発売された各車両も「ユーロカートレイン」と「季節の臨時列車」を除いて9代目箱に移行、これにより8代目箱は2年程度で展開を終了することになりました。
これに伴い、1984年に「EL06 ファミリーりょこう サロンカー」で登場し、1999年に「プラレール40周年号」で再登場した客車は、「ユーロカートレイン」で活用されたのを最後に姿を消しています。

旧紹介文(2020年8月12日〜2026年3月15日)
2001年3月に発売された新製品「ユーロカートレイン」から7代目箱に替わる新たな箱が採用され始めました。
この8代目箱は今までの共通デザインを撤廃し、車両の車体色と形状をイメージしたものになり、実車の写真が掲載されるようにデザインされています。 翌2002年に単品車両にS品番が導入され、8代目箱で発売された製品を含めて全てがリニューアルされたため非常に短期間の生産に留まった箱です。
例えば、2001年11月8日に発売されたJR九州 白い「かもめ」は2ヶ月足らずでS-18 JR九州 白い「かもめ」にリニューアルされています。2002年3月発売のひかりレールスターも、発売4ヶ月後の7月18日にS-05 700系新幹線レールスターとしてリニューアルされたため、レアものの短命商品です。当時のプラレール公式サイトで「「700系ひかりレールスター」は3月に発売されたばかりでリニューアルされてしまったので、プラレール至上まれにみる短命アイテムだよ。」と紹介されていたのを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、「EF210桃太郎」には貨車(シキ800)の荷受梁の部分が白成型の初期品と青成型の後期品があり、後期品がそのまま9代目箱に受け継がれています。
8代目箱で登場した車両のうち、ユーロカートレインのみはS品番に引き継がれず、この世代限りとなった珍しい製品になります。
限定品が続出した2001年頃に出たためか、通常品よりも限定品での採用例が多い傾向にあります。

EH500金太郎
ユーロカートレイン
EF210桃太郎
EF15電気機関車
プラキッズC12蒸気機関車
JR九州白い「かもめ」
700系ひかりレールスター
横須賀線E217系

季節の臨時列車シリーズ

2002年4月から2003年1月にかけて、東海型急行電車をベースとした3形式4種、153系・165系・711系が季節ごとに発売されました。「153系急行列車」は1987年に全廃されている過去の車両ですが何故か製品化。1958年から1982年まで運用されていた「急行東海」仕様として登場しています。
「165系ムーンライト」は、1988年から2003年まで165系で運行されていた「ムーンライトえちご」の製品化です。「711系近郊電車」は北海道の札幌近郊で主に普通電車として使われていた電車なので臨時列車要素はありませんが、東海型急行電車のカラーバリエーションとして製品化されたものと思われます。「165系(モントレー色)」は新前橋電車区に所属していた波動輸送用編成のカラーリングで、3両編成11本が存在していました。こちらは正に臨場列車用の車両です。
箱はいずれも季節感をイメージしたものとなっており、「夏」は向日葵、「秋」は紅葉とどんぐり、「冬」は雪の結晶、「春」は桜の柄がデザインされています。
153系を除き発売当時はいずれも現役だった各車ですが、153系が充当されていた「急行東海」は1996年に特急化、2007年に列車自体が廃止されています。「ムーンライトえちご」も2009年に臨時列車化され、2014年に廃止。711系も2015年までに全廃。「モントレー色」は発売前の2002年に183系・189系に置き換えられ、残っていた車両は湘南色が復刻され、2003年にさよならイベントを実施した後に廃車となりました。

夏の臨時列車 153系急行列車(2002年4月25日)
秋の臨時列車 165系ムーンライト(2002年7月25日)
冬の臨時列車 711系近郊電車(2002年10月24日)
春の臨時列車 165系(モントレー色)(2003年1月23日)

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